概説
ダビドフ ミニシガリロ エスクリオは、ブラジル産の葉を使っているのが特徴のようです。
ラッパー:エクアドル産ハバナ2000シード
バインダー:ブラジル産クブラ
フィラー:ブラジル産マタ フィナとドミニカ産タバコ
ダビドフのサイトからの引用です。
ブラジル系の葉が使われているものでは、今までレビューの中では、ダヌマンスマトラやアルカポネ、ゴールドシールが挙げられます。
ブラジルの葉はゴールドシールの印象で苦味が強い印象がありますが、果たして実際どうなのでしょうか?
外観・包装の感想

デザインはニカラグアと共通ですね。ただし色が違います。



右下の●がニカラグアより少ないので、少し濃さが薄目なのでしょうか。

このロゴはブラジルの国旗の色をモチーフにしているのでしょうか。
文字はドミニカ共和国産であることが書かれています。
ただ、この文字はシールで後から貼られたものだったので、はがして下を確認してみました。

シールをはがした下は、ハンドメイドで作られていると書かれています。
以前はハンドメイドで、現在は機械生産に変わったということでしょうか。
もしかしたら表記ミスなのかもしれませんが。


右側の文字は、こちら側に火をつけるべきことが書かれています。


ダビドフのミニシガリロは、キューバ系のミニシガリロよりも少し長めです。

着火前の感想
巻きはしっかりめに巻かれています。吸い口を見ると、しっかり葉もつまっていますね。
空気の通りはもちろん良好です。
僕はダビドフのシガリロは彼はに近い色をしている印象があったのですが、このシガリロの葉の色は明るめです。
味の感想と喫煙時間
序盤は、深煎りコーヒーのような苦味のあと、鼻から抜くと香ばしく甘いようなアロマ、そしてビターなカカオの旨味も感じます。
雑味が少なく、まろやかな味わいです。
高級深煎りコーヒーはこんな味わいなのでしょうか。
中盤では、鼻から抜くときに皮のような香りと、ローストしたナッツのような風味がします。
苦味もじっとり残る嫌なものでなく、旨味を舌に残してすっと消え去ります。
いつまでもしつこく残りません。
終盤、苦味が強くなってきます。
鼻から抜くときに感じるアロマも残ってます。
ただアロマよりも苦味が勝っている印象です。
澄み切った苦味といったイメージ。
ただし、刺激は少ないので吸いやすいです。
喫煙時間は約10分でした。
まとめ
当初はキューバの葉を思わせるような旨味から、徐々にベールを脱ぐように、雑味の少ない深い苦味が顔を出すようなシガリロでした。
火をつけるところを指定してるところから、意図的に計算された順に味が変わるよう仕込んでいるのでしょうか。
実際に逆から吸ってみると、苦味から旨味を感じるようになった気がします。
火をつける方向を指定しているのも、このブレンドの味わいをコース料理のように味合わせるために計算されつくしているのかもしれません。
とても満足感の高いシガリロでした。
ブラジル系の葉の味の特徴はどうなんでしょうかね。
僕は、雑味のない苦味とアロマという高級コーヒーのような味わいがその特徴のような気がします。
吸いやすいので、価格の面に目をつむれば、おすすめのシガリロです。
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